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博士課程の金森万里子さんが「第12回 日本学術振興会 育志賞」を受賞しました!

博士課程の金森万里子さんが「第12回 日本学術振興会 育志賞」を受賞しました! published on

2022年1月20日
<受賞>第12回 日本学術振興会 育志賞(博士課程:金森万里子)

博士課程4年の金森万里子さんが、第12回 (令和3(2021)年度)日本学術振興会 育志賞を受賞しました。
受賞対象となった研究テーマは、「農村地域の自殺に関係する社会環境要因の解明と地域活動モデルの構築」です。

※受賞者一覧等の詳細はこちらをご覧ください。

※金森さんの研究内容などを紹介したホームページはこちらです。

こどもの発達障害と過剰診断;榊原洋一先生を招いて3月13日(金)に勉強会を開催します

こどもの発達障害と過剰診断;榊原洋一先生を招いて3月13日(金)に勉強会を開催します published on

発達障害は母子保健分野・学校教育保健の現場で問題となっています。
発達障害と気づかれないで不適切な対応がされる過小診断・対応不備だけでなく
近年、過剰診断によっておこる弊害も指摘されるようになってきました。
今回、自閉症スペクトラム障害の過剰診断の多数例を見てこられた
榊原洋一先生が、過剰診断の問題提起のために本を出版されたのを機会として
子どもの発達障害の過剰診断をめぐる技術的・社会的問題について講義をお願いしました。

第一人者と直接意見交換・質疑応答できる貴重な機会です。
母子保健・学校教育保健分野の研究者・実践者・保健師の方を対象として開催します。

日時:2020年3月13日(金)午後3-4時半
場所:東京大学本郷キャンパス 医学部教育研究棟2階 第1セミナー室
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_09_j.html
主催;東京大学大学院医学系研究科 保健社会行動学分野
無料、事前登録必要ありません

2019.2.14 Michelle Johnson-Motoyama先生による特別講義「Child welfare in the U.S.: History, trends, and future direction」が行われました。

2019.2.14 Michelle Johnson-Motoyama先生による特別講義「Child welfare in the U.S.: History, trends, and future direction」が行われました。 published on

2019年1月22日

児童虐待のいたましいニュースが最近目立つようになり、社会的関心も高まってきましたが、 個別事例の断片的な情報が横行し、児童虐待の実態や問題点を明らかにするようなデータが日本では不足しています。
一方、米国では、児童虐待に関する全国統計が1990年 代から構築され、政策効果を実証研究を通じて明らかにする様々な試みが進められています。児童虐待の実証研究で若手第一人者の一人、オハイオ州立大学のJohnson-Motoyama先生をお招きして、米国の現状、エビデンスに基づく児童虐待対策を構築するうえで克服すべき課題などについて講義していただきました。参加者と大変熱のこもった議論が展開されました。

2019.2.14 OECD Reviews of Public Health Japan; A healthier Tomorrowが発刊されました!

2019.2.14 OECD Reviews of Public Health Japan; A healthier Tomorrowが発刊されました! published on

2019年 2月 6日

日本の健診・健康日本21、たばこ政策、新興感染症対策など幅広い健康政策について
詳しいレビューと、重要な改革提言がなされています。
当分野の橋本英樹教授が査読・コメントを担当しました。
また「まちと家族の健康調査」に参加した足立区における健康づくりの取り組みが大きく取り上げられています。
(「足立区では健康日本21を戦略的に展開し、世界最高水準に近い取り組みを行っている」と高く評価しています!)

詳しくは、こちらのサイトをご覧ください

2018.12.28 高齢社会における疾病・機能障害の将来推計ミクロシミュレータ;Visionary Future Healthが公開されました!

2018.12.28 高齢社会における疾病・機能障害の将来推計ミクロシミュレータ;Visionary Future Healthが公開されました! published on

2018年12月28日

高齢社会で医療介護費など社会保障費の増大が懸念されています。一方、高齢者の健康寿命が延びてきていることも知られています。果たして将来、 高齢者の疾病罹患や機能障害による医療介護ニーズはどの程度増えるのでしょうか?この問いに答えるため、当分野の笠島めぐみ特任研究員ならびに橋本英樹教授の研究チームでは、スタンフォード大学のBhattacharya教授らと共同し、国民生活基礎調査や人口動態統計死亡個票、既存の疫学・社会調査個票データを統合した、新たな将来シミュレーターを開発しました。平 成27-30年革新的研究開発プログラム(ImPACT;内閣府+国立研究開発法人科学技術振興機構)の「社会リスクを低減する超ビッグデータプ ラットフォーム」プロジェクト(PM 原田博司 京都大学教授)の支援を受けたものです。
このたびその成果を閲覧できるシステムとしてVisionary Future Healthを公開しました。

【こちらをご覧ください】

2018.11.28 D1金森万里子さん、NHK”ほっとニュース北海道”の特集に出演!~牛から人の健康へ 元獣医師の挑戦~

2018.11.28 D1金森万里子さん、NHK”ほっとニュース北海道”の特集に出演!~牛から人の健康へ 元獣医師の挑戦~ published on

2018.11.27(火)放映

牛好きがきっかけで北海道に渡り、獣医師になった金森さんは、牛の健康を守る仕事をしていくうちに、酪農の現場で働く人たちの精神的苦痛、困難を目の当たりにします。大好きな町の人たちの心の健康を守るために自分に何ができるのかを考えた金森さんは、研究者の道を選び、本学科にて農村地域の精神的健康の社会的決定要因について研究を行っています。定期的に北海道に赴いて調査をしたり、勉強会を開催し、地域の人々の心の健康問題の解決のために研究と社会貢献活動をしています。

テレビで放映された主な内容は、金森さんが獣医師を辞めて本学で学ぶようになったきっかけ、酪農家の女性たちのために開催した心の健康を考える勉強会、本学での研究の様子でした。
金森さんはこうした研究や実践を通じて、地域の人々の活動を側面からサポートしていきたいと考えています。

金森さんの出演したニュース番組のリンク(最長で12/4まで見られます)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181127/0005954.html

2018.11.27  90秒で効果的に研究を伝える技術を学ぶ!「エレベーター・ピッチ」ワークショップ開催

2018.11.27  90秒で効果的に研究を伝える技術を学ぶ!「エレベーター・ピッチ」ワークショップ開催 published on

2018.11.22(木)

エレベーター移動くらいの短時間に自分の研究内容を紹介するスキルは、研究者どうしの交流にとどまらず、研究に興味を持ってもらうことや、共同研究のチャンスや研究費の獲得にもつながるといわれています。そこで、11月22日(木)13~15時、本学広報戦略本部・特任専門員であり、サイエンスコミュニケーターのCaitlin Devor氏を講師に迎えて、「エレベータ・ピッチ」と呼ばれるコミュニケーションスキルを学ぶセミナーが開かれました。

セミナーではまず、Devor氏が効果的なエレベーター・ピッチの構成として、「ABTモデル」を紹介しました。ABTモデルとは、And(agreement)・But(contradiction)・Therefore(Consequence)の3つの接続詞を使って話をまとめることです。

講義の後、参加した学生が二人づつのグループに分かれ、お互いのエレベータ・ピッチを練習しました。最後に全員の前で発表し、Devor氏や先生方よりアドバイスを受けました。