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2018.12.28 高齢社会における疾病・機能障害の将来推計ミクロシミュレータ;Visionary Future Healthが公開されました!

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2018年12月28日

高齢社会で医療介護費など社会保障費の増大が懸念されています。一方、高齢者の健康寿命が延びてきていることも知られています。果たして将来、 高齢者の疾病罹患や機能障害による医療介護ニーズはどの程度増えるのでしょうか?この問いに答えるため、当分野の笠島めぐみ特任研究員ならびに橋本英樹教授の研究チームでは、スタンフォード大学のBhattacharya教授らと共同し、国民生活基礎調査や人口動態統計死亡個票、既存の疫学・社会調査個票データを統合した、新たな将来シミュレーターを開発しました。平 成27-30年革新的研究開発プログラム(ImPACT;内閣府+国立研究開発法人科学技術振興機構)の「社会リスクを低減する超ビッグデータプ ラットフォーム」プロジェクト(PM 原田博司 京都大学教授)の支援を受けたものです。
このたびその成果を閲覧できるシステムとしてVisionary Future Healthを公開しました。

【こちらをご覧ください】

2018.11.28 D1金森万里子さん、NHK”ほっとニュース北海道”の特集に出演!~牛から人の健康へ 元獣医師の挑戦~

2018.11.28 D1金森万里子さん、NHK”ほっとニュース北海道”の特集に出演!~牛から人の健康へ 元獣医師の挑戦~ published on

2018.11.27(火)放映

牛好きがきっかけで北海道に渡り、獣医師になった金森さんは、牛の健康を守る仕事をしていくうちに、酪農の現場で働く人たちの精神的苦痛、困難を目の当たりにします。大好きな町の人たちの心の健康を守るために自分に何ができるのかを考えた金森さんは、研究者の道を選び、本学科にて農村地域の精神的健康の社会的決定要因について研究を行っています。定期的に北海道に赴いて調査をしたり、勉強会を開催し、地域の人々の心の健康問題の解決のために研究と社会貢献活動をしています。

テレビで放映された主な内容は、金森さんが獣医師を辞めて本学で学ぶようになったきっかけ、酪農家の女性たちのために開催した心の健康を考える勉強会、本学での研究の様子でした。
金森さんはこうした研究や実践を通じて、地域の人々の活動を側面からサポートしていきたいと考えています。

金森さんの出演したニュース番組のリンク(最長で12/4まで見られます)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181127/0005954.html

2015.3.31 電気・ガスなどのライフライン差し止めに規制を

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2015年3月に電気事業法改正が閣議決定され、公共事業とされてきた電気・ガスなどのエネルギー産業において、供給や料金設定の自由化が図られようとしています。一方、こうした自由化・市場化の影で、電気・ガスなどの料金を経済的困難のため滞納したケースで、電気・ガスの供給差し止めをどうするのかについて議論は進みません。

2013年3月に「孤立死と社会的排除にどう立ち向かうか」シンポジウムでは、そのきっかけとなった2012年冬の札幌での姉妹死亡(姉が病死、障害を持つ妹が電気差し止めにより凍死)、さいたま市での一家3人死亡(餓死・凍死を含むとされる)を取り上げ、ライフライン差し止めによる生命危機に対して公共事業が負うべき責任についても取り上げました。

エネルギー自由化が進むアメリカにおいてすら、ライフラインの差し止めを規制する法律を持つ州が数多くあることはあまり知られていないようです。そのうちウィスコンシン州では、料金滞納によるライフライン供給差し止めを規制する法律が1974年から制定されています。日本でも同様の議論を起こす際の資料としてウィスコンシン州の関連当局からその経緯と現在の法律の内容について資料の提供を受けることができました。この問題に関心のあるかたがたに広くお知らせするため、ここに全文を掲示いたします。

ライフライン差し止めに関するWisconsin州資料

キーワード: ライフライン 差し止め 経済的困難