2018年10月2日、10月9日
北海道北星学園大学文学部の心理・応用コミュニケーション学科の教授であり、サイエンスジャーナリストでもある大島寿美子先生による”研究成果を社会に伝えるメディアコミュニケーション演習”が行われました。第1回目は、”Science not communicated, Science not done”(人々に伝わらない科学は、何もなされてこなかったと同じこと!)の導入ビデオから始まり研究成果の伝達の重要性、メディアの特性と影響力、プレスリリースの作り方等の講義がありました。後半は、グループに分かれ各自が準備してきたプレスリリース案についてディスカッションを行い、その成果の発表がありました。
第2回目は、「取材を受ける」ことについて、取材者を知ることから始まり、取材前、取材中、取材後の留意点を学びました。講義に続いて、グループワークでプレスリリース後に新聞記者の申込みを受け、取材に応じることを想定したロールプレイをしました。今後メディアを通して、社会に自分の研究成果をできる限りわかりやすい形で発信するために、入り口となる記者とのコミュニケーションの重要性を学ぶ機会でした。