2019年 2月 6日
日本の健診・健康日本21、たばこ政策、新興感染症対策など幅広い健康政策について
詳しいレビューと、重要な改革提言がなされています。
当分野の橋本英樹教授が査読・コメントを担当しました。
また「まちと家族の健康調査」に参加した足立区における健康づくりの取り組みが大きく取り上げられています。
(「足立区では健康日本21を戦略的に展開し、世界最高水準に近い取り組みを行っている」と高く評価しています!)
東京大学大学院医学系研究科保健社会行動学分野のサイト
2019年 2月 6日
日本の健診・健康日本21、たばこ政策、新興感染症対策など幅広い健康政策について
詳しいレビューと、重要な改革提言がなされています。
当分野の橋本英樹教授が査読・コメントを担当しました。
また「まちと家族の健康調査」に参加した足立区における健康づくりの取り組みが大きく取り上げられています。
(「足立区では健康日本21を戦略的に展開し、世界最高水準に近い取り組みを行っている」と高く評価しています!)
2018年12月28日
高齢社会で医療介護費など社会保障費の増大が懸念されています。一方、高齢者の健康寿命が延びてきていることも知られています。果たして将来、 高齢者の疾病罹患や機能障害による医療介護ニーズはどの程度増えるのでしょうか?この問いに答えるため、当分野の笠島めぐみ特任研究員ならびに橋本英樹教授の研究チームでは、スタンフォード大学のBhattacharya教授らと共同し、国民生活基礎調査や人口動態統計死亡個票、既存の疫学・社会調査個票データを統合した、新たな将来シミュレーターを開発しました。平 成27-30年革新的研究開発プログラム(ImPACT;内閣府+国立研究開発法人科学技術振興機構)の「社会リスクを低減する超ビッグデータプ ラットフォーム」プロジェクト(PM 原田博司 京都大学教授)の支援を受けたものです。
このたびその成果を閲覧できるシステムとしてVisionary Future Healthを公開しました。
2018.11.27(火)放映
牛好きがきっかけで北海道に渡り、獣医師になった金森さんは、牛の健康を守る仕事をしていくうちに、酪農の現場で働く人たちの精神的苦痛、困難を目の当たりにします。大好きな町の人たちの心の健康を守るために自分に何ができるのかを考えた金森さんは、研究者の道を選び、本学科にて農村地域の精神的健康の社会的決定要因について研究を行っています。定期的に北海道に赴いて調査をしたり、勉強会を開催し、地域の人々の心の健康問題の解決のために研究と社会貢献活動をしています。
テレビで放映された主な内容は、金森さんが獣医師を辞めて本学で学ぶようになったきっかけ、酪農家の女性たちのために開催した心の健康を考える勉強会、本学での研究の様子でした。
金森さんはこうした研究や実践を通じて、地域の人々の活動を側面からサポートしていきたいと考えています。
金森さんの出演したニュース番組のリンク(最長で12/4まで見られます)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181127/0005954.html
2018.11.22(木)
エレベーター移動くらいの短時間に自分の研究内容を紹介するスキルは、研究者どうしの交流にとどまらず、研究に興味を持ってもらうことや、共同研究のチャンスや研究費の獲得にもつながるといわれています。そこで、11月22日(木)13~15時、本学広報戦略本部・特任専門員であり、サイエンスコミュニケーターのCaitlin Devor氏を講師に迎えて、「エレベータ・ピッチ」と呼ばれるコミュニケーションスキルを学ぶセミナーが開かれました。
セミナーではまず、Devor氏が効果的なエレベーター・ピッチの構成として、「ABTモデル」を紹介しました。ABTモデルとは、And(agreement)・But(contradiction)・Therefore(Consequence)の3つの接続詞を使って話をまとめることです。
講義の後、参加した学生が二人づつのグループに分かれ、お互いのエレベータ・ピッチを練習しました。最後に全員の前で発表し、Devor氏や先生方よりアドバイスを受けました。
2018.11.1(木)
2018年11月1日に近藤尚己准教授の研究テーマであります
「行動科学理論に基づく情報通信技術を活用した健康格差是正手法の開発と効果検証」が、
平成30年度日本医師会、医学研究奨励賞を受賞しました。
2018年10月2日、10月9日
北海道北星学園大学文学部の心理・応用コミュニケーション学科の教授であり、サイエンスジャーナリストでもある大島寿美子先生による”研究成果を社会に伝えるメディアコミュニケーション演習”が行われました。第1回目は、”Science not communicated, Science not done”(人々に伝わらない科学は、何もなされてこなかったと同じこと!)の導入ビデオから始まり研究成果の伝達の重要性、メディアの特性と影響力、プレスリリースの作り方等の講義がありました。後半は、グループに分かれ各自が準備してきたプレスリリース案についてディスカッションを行い、その成果の発表がありました。
第2回目は、「取材を受ける」ことについて、取材者を知ることから始まり、取材前、取材中、取材後の留意点を学びました。講義に続いて、グループワークでプレスリリース後に新聞記者の申込みを受け、取材に応じることを想定したロールプレイをしました。今後メディアを通して、社会に自分の研究成果をできる限りわかりやすい形で発信するために、入り口となる記者とのコミュニケーションの重要性を学ぶ機会でした。