教室メンバー一同(2022年度卒業生を囲んで)
Members教授:橋本 英樹講師:高木 大資講師:鎌田 真光助教:加藤 明日香特任・客員研究員Staff
健康を医学的・客観的な状態と捉えるだけでなく、社会構造や人々の交互作用の中から生まれる「現象」として広く捉えることを通じて、人間や社会に対する理解を深めようと志向しています。
社会学・経済学・社会心理学・コミュニケーション論・経営学など、広い意味での「行動科学」に依拠しつつ、患者―医療者コミュニケーションのようなミクロレベルから、医療保健政策のようなマクロレベルまで関心の幅を広げています。
社会学・経済学・社会心理学・コミュニケーション論・経営学など、広い意味での「行動科学」に依拠しつつ、患者―医療者コミュニケーションのようなミクロレベルから、医療保健政策のようなマクロレベルまで関心の幅を広げています。
1988東京大学医学部附属病院内科研修医
年 | 職 歴 |
---|---|
1989 | 東京厚生年金病院内科研修医 |
1990 | 三井記念病院 内科・循環器センター |
1993 | 帝京大学医学部板橋病院第2内科(旧) 助手 |
1999 | 同衛生学公衆衛生学 講師 |
2003 | 同 准教授 |
2004 | 東京大学大学院22世紀医療センター 医療経営政策学寄附講座客員教授 |
2007 | 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻 臨床疫学・経済学分野教授 |
2012 | 現職 |
学 歴 | |
1988 | 医学士(東京大学医学部医学科) |
1994 | Master of Public Health in Health Organization(Havard School of Public Health) |
1995 | Master of Science in Health Policy and Management(Havard School of Public Health) |
1997 | 医学博士(東京大学大学院・論文博士) |
1999 | Doctor of Public Health in Health Communication(Havard School of Public Health) |
人は、各自が埋め込まれている社会的ネットワークや地域社会から影響を受けながら生活しています。
たとえば、身近な他者の喫煙状況が、喫煙者の禁煙の成功・失敗に影響を与えることは容易に想像できます。また、一人一人では解決できない生活上の問題が、地域の人々と協力することによってはじめて解決可能となる場合もあります。(ネットワークの“創発特性”)
つまり、“どのような人か”といった個人の要因を超えた“上流”の要因として、“どのような社会環境に生きているのか”といった社会的な要因が人々の健康に影響を与えています。
人々の健康に影響を与える社会的要因やそのメカニズムの解明および、そこから見いだされた理論の応用を通じて、より良いまちづくり・社会づくりのための政策的ヒントを提言することを研究の目標としています。
たとえば、身近な他者の喫煙状況が、喫煙者の禁煙の成功・失敗に影響を与えることは容易に想像できます。また、一人一人では解決できない生活上の問題が、地域の人々と協力することによってはじめて解決可能となる場合もあります。(ネットワークの“創発特性”)
つまり、“どのような人か”といった個人の要因を超えた“上流”の要因として、“どのような社会環境に生きているのか”といった社会的な要因が人々の健康に影響を与えています。
人々の健康に影響を与える社会的要因やそのメカニズムの解明および、そこから見いだされた理論の応用を通じて、より良いまちづくり・社会づくりのための政策的ヒントを提言することを研究の目標としています。
第一のミッションは「世界から運動不足をなくす」ことです。主に、からだを動かすこと(身体活動)と健康の関係について、予防・教育・政策の観点から研究しています。
人々の身体活動量と様々な疾病の発症との関連を疫学という手法を使って研究するほか、どうしたら非活動的な人々が活動的な生活を送るようになる支援ができるかについて、大規模なキャンペーン・まちづくりから個人を対象とした教育介入まで、様々な介入方法を評価・検証しています。普及や健康増進の実現に向けた科学的な知見・根拠(エビデンス)の創出と政策・経済活動への橋渡しに取り組んでいます。
人々の身体活動量と様々な疾病の発症との関連を疫学という手法を使って研究するほか、どうしたら非活動的な人々が活動的な生活を送るようになる支援ができるかについて、大規模なキャンペーン・まちづくりから個人を対象とした教育介入まで、様々な介入方法を評価・検証しています。普及や健康増進の実現に向けた科学的な知見・根拠(エビデンス)の創出と政策・経済活動への橋渡しに取り組んでいます。
米国にて、慢性疾患患者を対象とした行動変容理論に基づく患者教育実践の実務経験を経た後、2011年より、東京大学大学院にて、2型糖尿病患者の治療アドヒアランスの向上を妨げる心理社会的要因として、新しい概念、スティグマについて研究しています。
専門は、公衆衛生領域の行動科学、健康教育学、心理学です。計量分析と質的分析の両技能を兼ね備えた混合研究法を得意としています。
専門は、公衆衛生領域の行動科学、健康教育学、心理学です。計量分析と質的分析の両技能を兼ね備えた混合研究法を得意としています。
特任研究員
林 真澄美
塚田 祐介
都築 葵
客員研究員
長谷田 真帆、大島 寿美子、近藤 尚己、松岡 洋子、天笠 志保、内田 早希、
徳永 睦、村上 慶子、林 慎吾、安川 文朗、橋本 明弓、田中 実花、山本 恵美子、
笠島 めぐみ、小林 由美子、鬼頭 志保、佐々木 美絵、荒川 裕貴、森田 直美
林 真澄美
塚田 祐介
都築 葵
客員研究員
長谷田 真帆、大島 寿美子、近藤 尚己、松岡 洋子、天笠 志保、内田 早希、
徳永 睦、村上 慶子、林 慎吾、安川 文朗、橋本 明弓、田中 実花、山本 恵美子、
笠島 めぐみ、小林 由美子、鬼頭 志保、佐々木 美絵、荒川 裕貴、森田 直美
事務補佐員:池田 真理子、篠田 三穂子、福澤 亜矢子
学術専門職員:遠藤 園子、土井 智恵子
学術専門職員:遠藤 園子、土井 智恵子
大学院生博士課程SPH(専門職修士課程)
氏 名 | 研究分野等 | 氏 名 | 研究分野等 |
---|---|---|---|
森田 直美 | 医療通訳者が医師―患者コミュニケーションに与える影響と役割期待 | 佐々木 京花 | 災害時の社会関係と高齢者の健康 |
山口 麻衣 | 若年女性の痩せに関する社会疫学的研究 | KARINA Permata Putri | インドネシアにおける乳児ワクチン接種の社会的決定要因 |
藤井 伽奈 | 慢性疾患の患者と家族の内的経験過程 | 宮部 成菜実 | 歯科教室の母子口腔健康への影響 |
加来 美森 | 多重家庭役割の健康影響 | 高木 貴子 | 生活困窮者に対する政策評価 |
李 天鈺 | 行動経済学と行動変容理論の応用 | 山蔭 純子 | 高齢者の就労と健康 |
木内 翔太 | 服薬アドヒアランスの行動科学 | 畔柳 奈緒 | 生活困難者の生活経験の現象学的検討 | 中本 雄大 | 地方政府ガバナンスの集団健康影響 | 三澤 和郁子 | 就労・引退意思決定と高齢者の健康 |
氏 名 | 研究分野等 | 氏 名 | 研究分野等 |
---|---|---|---|
松山 春佳 | 小学生の認知・非認知能力の成長と環境要因の関連 | 荒井 一光 | 身体活動の全国ビッグデータ解析 |
大江 瑛士 | 物理的環境と人流のネットワーク分析 | 甲斐 久実代 | 地方自治体の身体活動介入施策の評価枠組みの検討 |
亀岡 協子 | 認知機能遷移のジェンダー分析 | 栗林 泰隆 | 社会的ネットワークと予防歯科サービス利用 |
都築 葵 | 地域運動促進介入プログラムの長期効果検討 | 根本 千里 | ルワンダにおける女性支援活動の振り返りと理論的再検討 |
笹本 玲緒奈 | 未定 | 杉橋 洸 | ヘルメット着用による自転車利用への影響 |
三浦 紫乃 | 未定 |